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「グローバル化」が加速的に進行している現在、外国語の習得は世界に目を向け、新たな視界を開く窓となり、多様性に対処し、またその豊かさを享受するための道具となります。大学はキャリア形成のための一つの準備期間でもあり、今後さらに進む多文化共生社会の中で、相互理解を育むためのコミュニケーションの在り方を学ぶ貴重な機会となります。
国際共通語（リンガ・フランカ）としての英語能力の習得は、単に言葉の力を身に付けることのみではありません。英語での受信・発信能力を身に付けるとともに、多様な文化や話題に興味・関心を持ち、時事的な問題にも目を向けて、国際的な感覚と視野を備えた国内外の舞台での活躍できる人材となることが社会で求められています。
外国語の習得は教室の中だけで完結するものではありません。生涯学習として語学に向き合い、活用しながら学んでいき、職業や学術領域またはその他の興味領域での必要性に応じたレベルの力を必要な時に習得して行くための土台となる力を養い、自律的に学習を継続していくためのノウハウやストラテジーを身につけることが期待されています。